母方の祖母と父方の祖父、とても対照的なお葬式を経験しました。

まず母方の祖母のお葬式について。こちらは、田舎のお葬式らしく、大きなお寺に宮城のゴミ屋敷清掃会社をしている親戚はもちろん、たくさん人が集まりました。大往生だったこともあり、天寿を全うしたという共通認識があったこともあり、どちらかというとにぎやで明るいお葬式でした。とても良いお葬式だったと思いますが、何をする時も人がたくさんいて、最後のお別れがしっかりできなかったように思います。

その一方で、父方の祖父のお葬式は、祖父たっての希望で、完璧は家族葬でした。葬儀に参列したのは、父の兄弟とその妻と孫のみでした。母方の祖母の時とは違って、お葬式に来てくれた方への対応などは必要なかったので、しっかりお別れができました。しかし、祖父の遺言通り、初七日の法要後に、親戚に連絡したところ、祖父の兄弟筋からは大変な反発を受けました。

最近は、父からの祖父が選択したようなお葬式を希望される方が増えています。お葬式は誰のためにするのでしょうか。旅立つ自分と周囲の人が納得のいく着地点を見つけたいものです。

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