訃報というものが突然やってくることは、いつの時代も変わらぬことだと思います。
子供の頃は、お葬式やお通夜といえば、とりあえず家にある黒い服を着て参列するだけでしたが、新宿の内科の評判が良いと知った大人になるとそうはいきません。
葬儀にも大人のマナーが求められます。
葬式に参列するときに、いつも困る大人のマナーの一つに、香典をいくら包むか?ということがあります。香典袋に入れる金額です。
会社の上司や同僚が亡くなった時には、社の決まりで「お返し無しの3000円」といった取り決めがあるので悩まずに3000円です。
隣近所、同じ班内の場合も取り決めがあるので、その通りに3000円です。
しかし、その他が分かりません。正解があるのかどうかも分かりません。
例えば友人です。友人に対する香典もそうですが、その家族に対しての香典も同じです。
迷った時には、友人たちで相談して同額を包むことが多いのですが、過去を振り返ると、5000円が多いように思います。
学校の先生への香典は3000円くらいが多いです。
しかし、本当に、それで良いのか分からないので、いつも不安です。
また香典袋にお札を入れる場合には、お札の顔のある方を見えないように裏向きに入れるとか、新札を使ってはいけないだとか、葬儀関係には分からないことが多いです。
たぶん日常的なことではないし、普段は口にすることが嫌だから話す機会が少ないということも、葬儀を分からないことだらけにしている理由だと思います。