キリスト教での葬儀

これまで友人や知人の家族の葬儀に数多く参列しました。
葬儀の中には小さな家族葬もあれば、大きな社葬もありました。
共通しているのは、仏教の葬式だったということです。
お坊さんが来られて、お経を唱えて、お線香をあげて、といったスタイルです。
日本人なら、誰でも知っているスタイルで、子供の頃から違和感はありませんし、自分の家族もそのスタイルでと思っていました。
でも、数年前に突然、父親がキリスト教徒になりました。
父親に次いで、母親もキリスト教徒になりました。
驚きましたが、信仰は自由ですし、両親が教会に通うようになって、私も一緒に通ってもみました。
私は洗礼は受けていませんが、少しずつ、教会が好きになりつつあります。
そして父が先日亡くなりました。それで教会での葬儀をしました。
仏教においての香典は、キリスト教では花料といいます。
遺族は、花料にお金を包まない、ご遠慮しますという旨を添えて、受けとらない場合が多いです。
我が家もそうしました。
讃美歌に包まれて、牧師の言葉を頂き、父は無事、天国へ。
素敵な葬儀でした。